Webマーケティングの機能不全に直面し、従来のベンダーとの関係で疲弊していたヒューマンリソシアがWebbbbbyとの協業を決断した背景には、明確な論理的根拠がありました。Webbbbbyの小早川氏は、まず「既存のサイトの何が問題で、どうすれば改善できるのか」という、客観的な分析に基づくアプローチを提案。これは、前ベンダーのスタンスとは一線を画すものでした。さらに、小早川氏がヒューマンリソシアの現状を詳細に把握した上で、「これならできる。やらせてもらえれば、必ず効果を上げられる」と明確な成果へのコミットメントを示したことが、疑念を払拭し、協業に踏み切る強い動機付けとなりました。
Webbbbbyの伴走は、単なるWebサイトの修正に留まらない、戦略的なアプローチから始まりました。井元氏が「バケツに穴が開いた状態では、いくら水を注いでも溜まらない」と指摘したように、Webサイトからの反響が増えても、それを受け止める社内の「受け皿」がなければ、投資が無駄になるという論理を提示。この課題認識に基づき、Webbbbbyはまず、顧客管理体制の抜本的な改善を提案しました。古い顧客管理データベースの一新、そして営業活動記録から商談履歴、接触履歴までを一元管理するためのSFA/CRM導入を優先したのです。
この顧客管理体制の抜本という地道なプロセスは、感情論ではなく、問題の本質を捉え、段階的に解決していくWebbbbbyの論理的思考と実践力を示すものでした。この徹底した基盤整備と、Webbbbbyが示す具体的な次のステップが、ヒューマンリソシア社内に「ちゃんと仕組みに乗れば成果が返ってくる」という揺るぎない納得感と、ベンダーとクライアントという枠を超えた強固なチームワークを醸成していったのです。
「時間もコストもかけたのに、Webサイトが『お守り』になっている」「成果が出ないどころか、社内は疲弊し、ベンダーとの関係もこじれた…」。もし、あなたの会社でそんな状況が起きているなら、ヒューマンリソシア株式会社様の実例は、今後のご検討において多くのヒントになるはずです。人材派遣大手として確固たる地位を築きながらも、DXソリューション領域への本格参入を進めていたヒューマンリソシア。とあるIT系中小企業のM&Aをした際直面したのは、「Webマーケティングの機能不全」でした。彼らはいかにしてその混沌から脱却し、Webを「本気の武器」へと変貌させたのか。Webマーケティングコンサルティングサービス「Webbbbby」との共創のプロセスを、ヒューマンリソシアDXソリューション本部 事業本部長の井元氏へのお話を通じてご紹介します。