-- 「くらしスクエア」へ、CMSを導入された経緯を教えてください。
大京アステージ様: 「くらしスクエア」は管理組合の居住者さま向けのサービスコンテンツを作ろうとしてスタートしました。マンション販売においては販促用のサイトを数多く作ってきた経験から、当初はCMSを入れずにスクラッチで構築しようと考えていました。しかし、想定より予算が嵩むことや、メンテナンスや運用を考慮してCMSを導入することにしました。
ライオンズマンションを中心とした全国にマンションの管理を手掛ける大京アステージ様では、業界の中でもいち早く、入居後のお客さまとの接点を円滑にするために、マンション管理組合向けサイト「くらしスクエア」を立ち上げられました。オーナー、賃借人、各マンション担当、取引先にIDとPASSが発行され、それぞれの立場によってコンテンツの出し分けが行われています。マンション管理の大きなプラットフォームとして作り上げてきた、大京アステージICTソリューション事業部 ICT事業室長 早苗様、大京 大京ユニット情報システム部 担当部長 川口様、大京 大京ユニット情報システム部システム開発課 係長 藤田様にお話を伺いました。
左から:藤田様、早苗様、川口様
大京アステージ様: 「くらしスクエア」は管理組合の居住者さま向けのサービスコンテンツを作ろうとしてスタートしました。マンション販売においては販促用のサイトを数多く作ってきた経験から、当初はCMSを入れずにスクラッチで構築しようと考えていました。しかし、想定より予算が嵩むことや、メンテナンスや運用を考慮してCMSを導入することにしました。
大京アステージ様: マンションは入居されてからの接点の方が長くなります。そのため、CMS機能を使ってマンションやユーザー属性毎に異なる情報をお届けできることが必要不可欠となります。理事会の役員さまに向けには任期中は理事会専用のコンテンツを出し分けして提供します。 こういった異なる立場の方をCMSで判断しながら当社とお客さまをつなぐプラットフォームとしてHeartCoreを導入しています。
わかりやすいのはマンション毎のお知らせでしょうか。掲示板に張り出すだけでなく、ログイン後のトップページはCMSを使ってマンション毎にお知らせやバナーの出し分けを行っております。他にも、リフォーム情報の場合、地域やマンションによって、施工業者さんが異なり内容や価格も異なります。これも、基幹システムと連携して、IDと紐づく属性に対して異なる情報を出し分けしています。マンション固有の機器、例えばビルトイン浄水器のフィルターなども、それぞれのマンションに適したものをご案内し、購入することが可能です。
「くらしスクエア」ログイン後トップページ/
マンションやユーザー属性に応じてコンテンツを表示
HeartCoreのCMSを導入して、製品情報ページ更新の“運用工数が80%削減”されました。製品情報の整合性を取るために「データベース」を備え、動的にページを表示できるCMSが必須でした。
『社内のWeb担当者は約100名。静的CMSからのリプレイスで、鉄道会社として必要な情報をリアルタイムで表示できるようになりました。』
『属人的な運用から脱却し、誰もが触れるWebサイトへ。Web担当者が一人しかいない体制のため、どうしても運用が固くなりがちでした。さまざまな部署から自由にWebサイトへ情報をアップしていくためにCMSを導入されました。』
買い替えやリフォームといった入居者向け情報のみならず、フロント業務、理事会の運営も含め、属性毎に異なる情報を出し分けるプラットフォームが必要でした。