ハートコア株式会社
HeartCore Robo Desktop 4.4 Docコレクション
21/06/18

保護変数とセーフボックス

最終更新日:2017年11月12日


バージョン4.4では、パスワードなどの機密データを隠すオプションが導入されています。

セーフボックスを管理するには、Script-> Safe Box Manager ツールを使用します。


特徴:

保護された変数を表示してスクリプトに挿入するには、ツールパネルコンポーネントの[ Protected Variables ]タブを使用します。


自動テスト用の金庫のロック解除するには

セーフボックスは、内部的にRobot設定フォルダ("<user_home>/.tplanrobot/safebox.xml")に格納されたXMLファイルとして実装されています。変数名と暗号化された値(AES)を含んでいます。セーフボックスを移行するには、必要に応じてファイルをコピーします。XMLデータの破損を避けるために、ファイルの手動編集は避けてください。


例:

パスワードで保護されたVNCサーバーに接続するテストスクリプトを用意してください:

Connect rfb://mytest.org:5901 password=welcome

パスワードを非表示にするには、Safe Box Manager ウィンドウを開き、以下の変数を作成しますmytest-pass

次に、connectコマンドのパスワードを変数呼び出しで置き換えます。

Connect rfb://mytest.org:5901 password="{mytest-pass}"